謎多き『本能寺の変』 古文書に隠された真相に迫る 京都の城からひも解く「三英傑の野望」
後半では、城郭考古学者・千田嘉博氏を迎え、二条城や秀吉が築いた京都新城などの遺構を訪れる。洛中洛外図屏風に描かれた二条城の2つの天守が、奈良の大和郡山城からの移築によるものだったことを裏付ける証拠が明かされるほか、秀吉が京都を城塞化しようとした「御土居」についても詳しく掘り下げる。特別な許可を得て御土居に登ることができた磯田は、「きょうは興奮して寝られない」と喜びを語った。
磯田は「これまでの歴史番組で描かれてきた『本能寺の変』は織田信長がなぜ殺されたのか?黒幕がいたのか?という観点から描かれることが多いですが、そもそも信長は本能寺になぜ宿泊したのか。自身の城を建てなかった理由なども番組では解明していきます」。
「さらに、番組後半では千田嘉博先生を迎え秀吉や家康がどのように京都で城を建て、街を改造していったのかを現場で見てきました。千田先生と現場に行く事で新たな発見、意味づけが浮かび上がってきました。ワクワクしながら歴史の謎を追ってきましたので、是非ご覧ください」とコメントを寄せている。
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