山崎育三郎&花總まり、武道館で感動のデュエット→幾田りら、氷川きよしら豪華メンバーで「思春期の目」
と語り、山崎も公演時を振り返ってしみじみとした表情を浮かべていた。
余韻が残る中、急にステージが暗転すると、スクリーンにてミュージカル『モーツァルト!』出演者からのメッセージVTRが流れる。山崎はヴォルフガング・モーツァルト役として出演していた同作を、一昨年に卒業。そこで今回“モーツァルト!卒業メドレー”と題したスペシャルなステージを展開することに。花總演じるナンネールとの掛け合いで始まり、1曲目の「赤いコート」から「僕こそ音楽」「残酷な人生」「愛していれば分かり合える」「何故愛せないの?」など『モーツァルト!』を代表する名曲が並び、役を演じていた頃の思いが込み上げて涙を浮かべながら歌う場面も。メドレーの最後の楽曲「影を逃れて」では「音楽を志す後輩にチャンスを与えたい」という山崎の思いで160人を超えるクワイヤを背負って歌い、実際のミュージカルさながらの圧巻のステージを繰り広げた。
そんなクワイヤたちの歌声が合わさり、いつもより豪華バージョンとなった「On Your Side」も披露。一緒に手を振る演出で、会場を一体感に包み込んだ。
アンコールでは、1ヶ月後はクリスマスということで、ゲストをもう一度ステージに呼び込み「赤鼻のトナカイ」