落語家・森乃阿久太さん、交通事故で急逝 53歳 東映京都の俳優として朝ドラ『スカーレット』にも出演
落語家・森乃阿久太さん死去
落語家・森乃阿久太(もりのあくたー、本名・井上久男)さん)が亡くなったと、兄の桂枝三郎が26日、自身のXで公表した。ORICON NEWSの取材に対し、関係者も事実と認めた。
兄の枝三郎は「実弟森乃阿久太が26日深夜未明交通事故でこの世をさりました」と報告し「生前懇意にしていただいた方可愛がっていただいた方御贔屓していただいた方ありがとうございました」「ああ、車が憎い」と無念を伝えた。
阿久太さんの写真を添え「森乃阿久太という上方の噺家いたことを忘れないでください」とメッセージ。また、来年1月2日の天満天神繁昌亭「新春特別公演」に兄弟で出演予定だったとし、「幻の兄弟繁昌亭」とつづった。
阿久太さんの兄弟子・森乃石松もXで「朝、実のお兄様の枝三郎師匠からご連絡いただいてから気が動転しております。本当にショックです。今も驚いて嘘だとおもってます」と投稿し「弟弟子、森乃阿久太をご贔屓いただきましたお客様お友達様、良くしてくださった噺家仲間本当に心より感謝でございます」と記した。
阿久太さんは1971年6月28日生まれ、京都府出身。2013年に二代目森乃福郎に入門、42歳で落語家になった。