彼らに課されたのはシンジケートの壊滅という“不可能”なミッションで、いつも冷静沈着なブラントはこれが「最後の任務になりそうだ」という。
本シリーズは作品ごとにテイストや展開を大きく変えてきたが、150秒の映像にはこれまでのシリーズの様々な要素がギッシリとつまっている。変装、最新のスパイアイテム、接近格闘戦、カーアクション、バイクチェイス、高所からのダイヴ、銃撃戦、観客をホッとさせてくれるベンジーの姿、チーム内に発生した謎、孤立無援の状況、そして観客をアッと驚かせるトム・クルーズのスタントがこれでもかと描かれる。映像のラストではイーサンが軍用機の外部のドアに張りついたまま空へと飛び立つシーンが登場。このシーンはもちろんクルーズ本人が演じており「スタッフは全員緊張していたけど僕にとってはワクワクする瞬間だった。飛行機には良く乗るけど、外を見ながら翼の上に出たら どうなるんだろう?と思っていたんだ」と振り返る。これまでも本シリーズでは“不可能”としか思えない作戦が描かれてきたが、最新作ではこれまでのシリーズの要素をすべて引き継いで、さらなる“不可能”な挑戦がなされているようだ。
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』
8月7日(金)公開
佐藤寛太ではない“じゅん”がいっぱい『不死身ラヴァーズ』謎を解き明かす場面写真