くらし情報『“炎のコバケン”小林研一郎、指揮者デビュー40周年記念はブルックナー「第九」に挑む』

“炎のコバケン”小林研一郎、指揮者デビュー40周年記念はブルックナー「第九」に挑む

“炎のコバケン”小林研一郎、指揮者デビュー40周年記念はブルックナー「第九」に挑む
“炎のコバケン”の愛称で親しまれ、今年指揮者デビュー40周年を迎えた小林研一郎が、桂冠指揮者を務める日本フィルハーモニー交響楽団の東京定期演奏会(6月15日(金)・16日(土))を指揮する。

小林研一郎指揮 日本フィルハーモニー交響楽団 東京定期演奏会の公演情報

福島県いわき市生まれの小林研一郎は、1974年の第1回ブタペスト国際指揮者コンクールで第1位と特別賞を獲得。「プラハの春」音楽祭や「ルツェルン・フェスティバル」などの世界的音楽祭に出演するほか、ヨーロッパの一流オーケストラを多数指揮。1987年から97年まで音楽総監督・常任指揮者を務めたハンガリー国立交響楽団での活動などが評価され、ハンガリー政府よりリスト記念勲章、ハンガリー文化勲章、民間人としては最高の勲章である“星付中十字勲章”を授与されている。

デビュー40周年記念公演では、常任指揮者、音楽監督として長年活動を共にしてきた日本フィルハーモニー交響楽団を指揮。プログラムは、シューベルトの交響曲第7番「未完成」、ブルックナーの交響曲第9番という、音楽史に輝く2曲の“未完”の傑作だ。特にブルックナーの交響曲第9番は、40年の指揮者人生で今回が初挑戦。

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