“テニミュ”シリーズでも人気の高い青学vs立海公演が遂に開幕!
幸村のために勝利を誓う副部長・真田(小笠原 健)ら立海メンバーたちと、手塚の言葉を思い返して奮起する青学の面々。ダブルスとシングルスで激闘が繰り広げられる。
上演時間は、2度の休憩を挟んで3時間あるが長さは感じない。その大半を占める試合シーンで、リョーマを始めキャストたちは全力のサーブを打ち込み、ボールを追ってラインに滑り込み、歌い、踊る。部員を遠くから思う手塚役の和田、幼なじみとの再会と試合に挑む乾役の輝馬、ムードメーカーの桃城役・上鶴 徹ら青学メンバーは、この1年半を経てすっかり締まった顔つきになった。対する立海のキャスト陣は、これから9月まで続く全国ツアーを通して役を身体に落とし込んでいくのだろう。真田のリアルな男気、幸村の柔らかさ、乾と戦う柳 蓮二役・水石亜飛夢の存在感が印象に残る。
ゲネプロ後の会見に現れた小越と和田、小笠原と神永は、緊張しつつも充実の表情。
「一回一回が長くてアツい公演。キャスト皆で頑張りたい」と小越が話す一方で、「立海は王者として青学を叩きのめすつもりでいきます!」と小笠原が役に入り込んだまま熱くコメント。隣で神永が微笑みながら「いい緊張感をもって挑みます」