和央ようか、伝説の映画女優ディートリッヒに再び挑む!
「新しいものに取り組むという新鮮な気持ちです。でも、違う脚本と言えど演じるのは同じ女性。ディートリッヒという女性について、前回の公演中に自分なりにいろいろ考えたことがプラスされて、彼女の魅力を前よりさらに深く描き出せたらいいなと思っています」と真剣な面持ち。さらに「前回の稽古は時間との戦いでした。その分、勢いのある作品をみんなでつくりあげられたと思います。今回は以前演じたものを財産としながら、キャスト、スタッフの皆さんといちから舞台を築きあげていきたい」と言葉に力を込めた。
いつも舞台にキスをしてからあがっていく習慣をもつ和央。「前回は勝手にディートリッヒさんに『今日もよろしくお願いします』と語りかけていた。
それは今回も続けると思います」。コンサートなど、素の和央ようかとして歌うこともあるが「舞台もコンサートもライブという点では同じ。でも役で歌うときには自分の中に独特の感覚がある。その歌の情景が自然と浮かんできて、意識しなくてもその役らしい歌い方になる」のだとか。今回はディートリッヒの歌声がさらに深みを増すことだろう。公演は10月29日(月)から11月4日(日)まで東京・青山劇場にて、11月16日(金)