back"cast"away主催のライブイベント、2年目も大盛況
エレクトロとロックが融合したような曲など、様々なジャンルが合わさった様な楽曲群は、それぞれ特色があって良いライブ。続いての出演はTHE 冠。back"cast"awayのメンバーが「まさか出てもらえると思わなかった」と語っていたベテランは、若者が多い客席と40代の自分を対比させるMCをはさみながらも、楽曲は芯の通ったへヴィーメタルで、ヘドバンを行うオーディエンスも現れるなど、笑いの中にもカッコよさを感じさせるステージだった。そしていよいよトリ前のBrand New Vibeの登場。元々back"cast"awayとは仲の良い彼ら。メンバーとのエピソードを明かしつつも、後から出てくるback"cast"awayには負けないという熱も感じさせる演奏を魅せてくれた。
イベントのトリを勤めるのは勿論、back"cast"away。朝早くから会場入りし、様々な業務も自らこなしてからの登場。
さすがに集中力が切れているのではと心配になったが、そんな思いは1曲目の「Arrow」のイントロが流れた瞬間に消し飛んだ。まるで見に来てくれたファンや出てくれたミュージシャンに、全身全霊で感謝を伝えようとしているかの様な、パフォーマンスに長い時間を供にした観客も最後の力を振り絞るかの如く応えていた。