安本美緒、初のミニアルバムと5月のワンマンについて語る
とファンへの想いを口にした。
「収録された曲全てが同じレベルに達するのが、ミニアルバムのテーマのひとつだった」と回想するほど、粒ぞろいの楽曲が揃うが、中でも思い入れの深い1曲を選ぶとすると、という質問に彼女は「『おやすみなさい』と『レイ~受け継ぐ命~』は比較的短い期間でできた曲なのですが、逆に1曲目の『Atom』は時間がかかった曲ですね。私が1番最初に作曲した楽曲で一番歴史があって愛着があったので」と説明。どういった点が時間がかかったのか聞くと、「『Atom』というタイトルは、誰もが立ち止まってしまう時に、もう一度歩き出すのは誰かの後押しだったりするけど、本当は元々自分の中にある本当に小さな勇気や涙が後押ししてくれてるんじゃいないかと気づいて、この曲を書いたんです。なので、これ以上小さなものはない、すべてのはじまりという意味のタイトルをつけたくて、原子記号からつけたんですね。だからそのタイトルに負けないように、もう一度歌詞ときちんと向き合ってみようと何度も推敲しました。昨年のワンマンでは1曲目に古いバージョンで、最後に歌詞を書き改めたバージョンで披露したのですが、そういう意味で、この曲は私の覚悟が一番良く分かる楽曲になっていると思います」