5分以上の長口上があるので。でも、子どもたちは口上をぽかんとして見てるんですけど、わからんなりに一生懸命聞いてくれる。すると、その後、酔っ払ってからの口上にギャグがいっぱい入っているんで、そのギャップでどーんとはじける」という自信の一席。「『鷺とり』は、要は民話の『かもとりごんべえ』ですね。動きがあって楽しいと思います。帯に鷺の首をひっぱって挟む。帯の下に足があるのも完璧に見せてあげないといけない」と雀々。まんまとたくさんの鷺をつかまえたはずが、やがて鷺が目を覚ました。
あわれ男は……というナンセンスなギャグ満載の一席だ。
今回はシークレットゲストも登場。「30年以上のつきあい」という、あるミュージシャンが出演するという。「1999年に東京で初めて自分の会をやったときにも出てもらいました。着物を着せて、ギター持って対談形式で。掛け合いしながら、最後には無理くり歌わせた。今回も歌ってもらいます」と雀々。当日はあのミュージシャンの生歌を聞けるチャンスだ。
ぴあカードpresents 桂雀々独演会「師走まつり」。は12月10日(水)午後2時開演。チケット発売中。
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