あと『舟唄』を僕のピアノで歌ってもらおうかと。山内惠介くんは皆さんの相手を務めてもらいつつ、上手なおしゃべりで盛り上げてもらう予定です」個性豊かなコラボレーションとなる2部は、ゲストによって演奏曲目もがらりと変わる。「ゲストには楽しんで頂けるんじゃないかと思いますが、全部に対応する僕は大変ですよね(笑)」
演奏する楽器の種類も幅広い。「今回はギター、フルート、サックス、琴、篠笛、津軽三味線、大太鼓、ピアノなど。演奏歴はギターが60年くらいで、ピアノは50年かな。三味線、フルート、サックスなどは30年前くらいから。できるようになるまでは大変でしたが、やってて良かったとしみじみ思いますね。今ではだいたい20種類くらいの楽器を演奏できます。
楽器を始めてから『これにはサックスのイントロだね』とか、曲のメインになる楽器を自分で決めたりも。いつかは自分が弾くつもりなんです。唯一スタッフに断られたのはハープかな(笑)。大きすぎるって」
芸能生活50年を超えてなお、進化を続ける五木ひろし。その集大成とも言える舞台で、また新たなステージへと駒を進めそうだ。
公演は4月10日(金)から26日(日)まで福岡・博多座。