原爆投下から70年、8月6日(木)カープが恒久平和を願う
広島東洋カープは8月5日(水)、6日(木)の両日、マツダスタジアムで行われる対阪神戦で8年目を迎える「ピースナイター」で恒久平和を世界に伝える。
広島東洋カープのチケット情報
「ピースナイター」は原爆で壊滅した街の復興を旗印に誕生し、広島の復興とともに歩んできたカープ球団が、慰霊の意を表すとともに広島に原爆が投下された「8月6日」に対する多くの方々の想いや記憶の歴史を継承し、次世代に引き継ぐきっかけになる事を願い毎年開催している。
原爆の日当日に本拠地・マツダスタジアムで試合を開催するのは2年ぶり。8月5日(水)の試合では、5回終了時には来場者がピースナイター新聞を来場者全員で掲げスタンドを緑一色に染め上げる。同時にマツダスタジアムの2階席最上段から2列目、原爆ドームの高さにあたる地上25メートルに赤色のピースラインを描く。
また、原爆投下された8月6日(木)は、緒方孝市監督を初め、コーチ、全選手が背番号「86」、胸に「PEACE」、背中に「HIROSHIMA」、片袖に慰霊碑に奉納された原爆死没者数、帽子にハトのワッペンが入ったユニホームを着用し試合を行う。
監督、コーチ、全選手が同じ背番号でユニホームを統一するのは、セ・リーグ公式戦では初めてのこと。