若い世代に演劇を通してこの出来事を刻んでもらいたい、ギンギラテイストの明るさや、なんともいえない儚さを入れたかった」と語るのは仲谷一志。本作で、仲谷と大塚は共同演出をおこない、共に出演もする。
「出力の方法が違うだけで、史実を取材し、物語を作る姿勢は同じ。舞台美術や小道具など細部にこだわり芝居を作るショーマンの姿勢に改めて感銘を受けました。時代の雰囲気をあぶりだし、必死に生きる人間を描きたい。かぶりものも使えたら面白いですね」と話すのは大塚ムネト。福岡で「地元の物語を芝居にする」ことで演劇と向き合ってきたふたりが作り上げる作品に期待は高まる。
西田たかのり、BUTCH、ゴリけん、とまと、コンバット満、福岡ならではの日替わりゲストの出演にも注目したい。
公演は8月4日(火)から30日(日)まで福岡・甘棠館Show劇場にて。チケットは発売中。
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