EXILE・MATSU
EXILEのMATSUが演出を手掛ける舞台『かげろう』が、8月10日(水)から恵比寿・エコー劇場で上演される。かつての親友3人が抱える「秘密」と「優しい嘘」が、運命を予想していなかった方向へと導いていく本作。初稽古後に、MATSUと出演する佐藤永典、森岡朋奈、宮田悟志に舞台への想いを聞いた。
舞台『かげろう』
「ストレートプレイの舞台を演出したいと思っていた」と語るMATSUは、本作が演出2作品目。病気との対峙をテーマに選んだという。MATSUの想いを聞いて出演者たちの表情は引き締まる。初恋の女性への余命宣告に戸惑う医師を演じる佐藤が「僕の役はクールに見えて、実は人と接するのが苦手な人物」と話すと、「内気で優柔不断なんだろうね」とMATSU。「だけど、だんだん強くなっていくんだよね」と役づくりのアドバイスを与えた。
森岡が演じるのは、病気を抱えながらも明るさを失わない女性。「自分と真逆で魅力的。私は、普段は暗いので……」と森岡が話すと、全員が驚いた表情に。MATSUはオーディションで「ひまわりみたい」な印象を受けて森岡を選んだという。「一番元気な子が弱くなっていく。