OSKのお祭り男?桐生麻耶がトップお披露目公演に意気込み
すでに稽古が進んでいるそうで「シンプルなのですが、観に来てくださった方に『観てよかった』『また来たい』と思ってもらえるものを目指して、みんなで作り上げている」と桐生。会見に同席した若手スター楊琳は「舞台上でお客さまに『新トップだぞ、桐生さんだぞ、いいだろう』と心の底から自慢したい」、娘役スター舞美りらは「お稽古が始まって、自分自身もワクワクの毎日」と心境を話した。
日本三大レビュー劇団のひとつであり長い歴史を持つOSKだが、2003年には当時の経営母体の方針により一時解散という局面にも陥った。会見は桐生の人柄があふれ出て、終始明るく笑顔が弾けていたが、その当時のことを問われ桐生が声を詰まらせる場面も。「解散の危機を経験した劇団員は、今は3人になっています。その時私が思ったのは、“あたりまえ”ということはないということ。そしてこの経験を通し、舞台に対する向き合い方も変わりましたし、助けていただいて今があるという思いも強く持っています。当時のことを知らない子たちも、どんなことであれ、新たな危機に向き合うことは出てくると思う。
舞台というものは順調にいくほど簡単ではありませんので。でもその都度現状と向き合いクリアしていくことで強くなれる。