絹谷幸二の文化勲章受章を記念した特別展図録が限定発売
文化勲章受章・開館5周年記念特別展『永遠にあたらしい!! 人類最古の壁画技法アフレスコ』図録
大阪のランドマーク、梅田スカイビル27階にある「絹谷幸二 天空美術館」。名誉館長である画家・絹谷幸二の2021年度文化勲章受章と開館5周年を記念する特別展『永遠にあたらしい!! 人類最古の壁画技法アフレスコ』が、12月17日(金)よりスタートする。
文化勲章受章・開館5周年記念特別展 チケット情報
本展は、絹谷幸二の代名詞ともいえる壁画の古典技法「アフレスコ」に着目。生乾きの漆喰壁に24時間以内に描くという超絶技法で制作したイタリア留学時代の作品を中心に、絹谷藝術の原点を振り返る。
特別展の開催にあわせて12月17日(金)より、文化勲章受章・開館5周年記念図録を限定発売。絹谷藝術の原点となる初出品のアフレスコ7作品に加え、東京・青山の国立総合児童センター「こどもの城」に描いた壁画を、「ストラッポ」と呼ばれる技法で壁から剝がしとりキャンバスに移し替えた20連作もの大作『アラベスク』を色鮮やかな図版とともに紹介する。さらに、絹谷幸二とアフレスコの出会い、国民的画家としてのあゆみに加え、アフレスコやストラッポの技法についてもビジュアル付きで解説。