絹谷幸二 天空美術館にて、文化勲章受章と開館5周年を記念した特別展が開催中
大阪・梅田スカイビルの27階にある「絹谷幸二 天空美術館」。名誉館長である画家・絹谷幸二の2021年度文化勲章受章と開館5周年を記念する『永遠にあたらしい‼ 人類最古の壁画技法 アフレスコ』が好評開催中だ。
文化勲章受章・開館5周年記念特別展 チケット情報
本展は、絹谷藝術の原点であり、今や代名詞でもある壁画の古典技法「アフレスコ」に焦点を当て、イタリア留学中に制作した7作品を初出品。生乾きの漆喰壁に24時間以内に一気呵成で描き上げるという超絶技法により生み出された作品は、色鮮やかでエネルギッシュ。見る者を元気にさせるパワーに満ち溢れている。
12月17日のオープニング・セレモニーでは、同館の設立・運営を行う積水ハウス株式会社の堀内容介館長(代表取締役副会長執行役員)が登壇。見る者に元気を与える絹谷幸二の作品は、「『わが家』を世界一 幸せな場所にする」という同社のグローバルビジョンに合致したことから開館に至った経緯を振り返った。
絹谷幸二は文化勲章受章の喜びとともに、「静止している絵画、絵が動く3D映像という、静と動、相反するものを同時に楽しめる美術館」と、同館の独自性について言及。