くらし情報『“100の家訓”を持つ、奇妙な家族が向かう先とは?』

2022年9月16日 11:30

“100の家訓”を持つ、奇妙な家族が向かう先とは?

その衝撃は相当大きかったと思いますし、一度でもそういった思いが芽生えてしまった以上、自分の家族への違和感は拭えないものになっていったと思います」

三上家にとっては外部の人間である大夢と、この家族と18年間暮らしてきた朔太郎。それぞれ“100の家訓”に翻弄されていくふたりだが、この人物を演じる上で核にしたいことを訊くと、「大夢って、いろんな面を出していかなくちゃいけないキャラクター。ただその中でも僕が意識しているのは、純粋に花蓮のことが大好きで、家族ってものを愛したくて、その家族を守りたくてやっているということ。そこだけはブレないように演じたいです」と田中。一方の堀は、「やっぱり意志の強さです。そこは自分から生み出すというよりも、台本にすでに描かれている感情なので、しっかり自分の中に朔太郎を落とし込んで演じられたらと思います」と意気込んだ。

さらに「家族って本当にさまざまなかたちがある分、お客様によって感じ方もそれぞれ変わる作品だと思います」と堀。田中は「今の世の中にリンクする部分が非常に多い作品」と驚きの表情を浮かべ、さらに「今こそ観てもらいたい作品ですし、100の家訓を持った、この一風変わった家族の行く末を見守ってもらえたらと思います」と続けた。
取材・文:野上瑠美子

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