くらし情報『稲葉賀恵「めっちゃいいじゃないですか!」 舞台『ブレイキング・ザ・コード』まもなく開幕へ』

稲葉賀恵「めっちゃいいじゃないですか!」 舞台『ブレイキング・ザ・コード』まもなく開幕へ

の順番と「指鳴らし」の順番は違う)。指を鳴らす動作が一巡したら、次はボールを受け取った人が、次の人に向けてボールを渡す(「ボール」の順番もまた違う)......。

一つ一つの動きは単純で、規則性があるが「名前を言う」「指を鳴らす」「ボールを渡す」といった複数の動作が同時並行的に進められると、見ている側としては超カオスな状態。だが、出演者らは体と頭をフル回転させながら、冷静にゲームを進める。誰一人足を引っ張る者はおらず、皆が驚くべき集中力を発揮していた。

30分ほどでゲームを終え、続いては作品の冒頭、アラン(亀田)とミック・ロス(堀部圭亮)の2人のシーンからの稽古。一旦最後まで一通りの稽古を終えており、これからより内容を深めていく段階のようだ。シーン全体を通し、それを見た演出の稲葉賀恵は、演出席から俳優のもとに駆け寄り、観て感じたことの「シェア」を行う。


印象的だったのは、演出の稲葉のテンションの高さ。登場人物になりきって心情の流れを語るかと思えば、一歩引いて演劇としてどう見えるかを語る。俳優たちの芝居の意図を聞き出して一緒に“正解”を探したり、「その方向性です!」「めっちゃいいじゃないですか!」

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