くらし情報『舞台「COLOR CROW -黒韻之翼-」熱き男たちが火花を散らす、近未来ポリティカル・アクション!』

舞台「COLOR CROW -黒韻之翼-」熱き男たちが火花を散らす、近未来ポリティカル・アクション!

この4人に加え、教官的存在の神楽瑠唯(湯浅雅恭)や司令官・椿泰親(内田裕也)も含めた特防のチーム感がポイントだ。

東連の面々は舞龍(五十嵐啓輔)やシヴァ(鵜飼主水)、ガネーシャ(白又敦)と、中華圏あるいはインド系、アレク(石渡真修)ら東連に対するレジスタンス組織のメンバーはロシア系をそれぞれ連想させる名前で、この物語の汎アジア的な世界観を強調している。

冒頭で映像による説明もあるため、今回初めて作品にふれる観客もそう理解しづらくはない。映像演出や客席通路の使用なども含めてテンポも良く、男たちの熱い戦いに圧倒されつつ楽しめるはずだ。

彼らを動かしているのは、敵方は国に対する思いや野望。それに対してクロウたちは、聖護と研護、聖護と三月、煉と杏莉など、兄弟やバディとの絆ゆえであることが印象に残った。また、煉・杏莉とアレクとの間に友情が生まれたことや、大迫由紀夫(村上幸平)と福丸環(杉江優篤)の行動など、今後の展開が楽しみになる要素もたくさん。それはシリーズとして続けていくからこそ描ける面白さだろう。
パワーあふれるこのステージは、シアター1010にて5月13日(土)まで。

取材・文:金井まゆみ
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