シャンソン歌手のクミコが神戸朝日ホールのオープニングに登場!
とクミコ。だが、一大決心したのは、シャンソンこそが年齢を重ねても唯一、現在進行形で歌える歌だと実感したからだという。
「シャンソンは80歳を過ぎても歌われている方がたくさんいて、皆さん誇りを持って、色香を失わず歌っていらっしゃる方ばかりで。他のジャンルでは、そういう方ってなかなか少ないですよね。年を重ねるとリズム感も落ちたり、負になることがたくさんある中で、負にならないジャンルはシャンソン系しかないなと思ったんです」。
シャンソンは時間を武器にできる歌。「自分自身、再来年に古希を迎えるにあたっても、真剣にシャンソンに向かい合って、先輩方の思いを継いでいく者としてもやっていかなければいけないなと思いました」。決意と覚悟を新たにクミコはステージに立ち続ける。
10月7日(土)には、リニューアルした神戸朝日ホールのオープニングシリーズでのコンサートを開く。「神戸朝日ホールのオープニングシリーズの一人に入れていただいて光栄です。神戸は本当に久しぶりです。私にシャンソン的なものを教えてくれた元夫がたまたま神戸の出身で。これもご縁の一つだと思いますので、神戸の方も、大阪の方も、京都の方も、よろしければぜひお越しください。