一級建築士に聞く!まず「設計プラン」で何を見ればいいのか
意識をもって手を走らせています。
施主様が提案をみて「いいな!」と思うのは頭だけでない感覚的な部分でもあります。
それが私たちの手先によって生み出され、心地よさにもつながると考えています。
■ プランは「いいな!」に対するロジック!
私たちは、上記で施主様が感じた「いいな!」にきちんと意味と理由があることをお伝えし、「そうなんだ!」と理解をしてもらえるようにこころがけています。
そういう案は、プランが成立しています。
KY / PIXTA(ピクスタ)
プランというものは、設計者が「これはいける!」と思ったイメージを論理的に施主様に説明するものでもあります。
そのバランスがきちんと紙を見て、模型を見て、表現されているかということを私は大切にしています。
いいなに対するロジックをプランで展開しているのです。
現在、提案中のスケッチ例をひとつあげてみましょう。旦那さん奥さんと子ども1人の3人家族に提案しました。
リビング・ダイニングに家族が集まってくる家がほしいと要望されて私が提案したのが、以下の案です。
「いいな」をいただきました!
プランでは、個室や水周りなどの空間をコア状にもうけ、そして、その他の空間をリビング、ダイニングなどのメインの空間としています。