2050年には97億人!世界の人口が爆発的に増加している理由
アフリカは2050年までに28の地域で人口が倍になり、これからの35年間で世界の半分以上の人口増加を担うだろうといわれています。
ナイジェリアは2050年には世界で3番目に人口が多い国になり、アメリカの人口を超える予想です。
アフリカは途上国が多いため、2050年以降は人口が増加する唯一の地域になりそうです。世界の人口におけるアフリカの割合は、2100年までに現在の25%から39%にまで増える見込みです。それと入れ替わるように、アジアは2050年までに54%、2100年までに44%に減ると予想されています。
今後、実際に出生率がどうなるかは断定できないとはいえ、アフリカが世界の人口のカギになるのは間違いなさそうです。
■世界の人口増加は貧困にもつながる
調査を行った研究者のひとりであるジョン・ウィルモスさんは、アフリカでの人口増加は、さまざまな問題も抱えていると語っています。「人口が増加するにつれ、貧困や格差、飢餓や栄養失調、公衆衛生などの問題の解決が必要になってきます。
これらは国の発展に欠かせません」
ウィルモスさんによると、1970年代以降の人口減少は、全世界で均一に起きているわけではありません。