嘘をつく能力は年代で大違い!嘘が得意な年齢と苦手な年齢が判明
■嘘をつく能力は「抑制制御」レベルで決定
幼い子どものうちは嘘をつくのが苦手ですが、ティーンエイジャーになるに従って嘘をつく能力が急激に発展し、そしてその後再び急激に減少。
高齢者になると再び嘘をつくのが難しくなります。10代から20代は、もっとも嘘をつきやすい年代であることが、この研究によって明らかになったのです。
これは年代によって脳の「抑制制御」のレベルが異なるためと考えられています。ティーンエイジャーや若者は一般的に抑制制御のレベルが低いのです。抑制が比較的弱いため、我慢して正直に真実を伝えずに、すぐに嘘をついてしまいます。
もちろん、すべてのティーンエイジャーが嘘つきだということではありません。嘘の得手不得手には個人差もあるでしょうし、誠実に正直に生きようと努力している10代もいるでしょう。
しかし積極的に人を騙そうとしているかどうかはともかく、10代がもっとも嘘をついてしまいやすい年代であるということはいえるようです。自分や身の回りの10代が思わず小さな嘘をついていないか、気にしてみるといいかもしれません。(文/スケルトンワークス)
【参考】
※Teenagers more likely to lie than any other age group, research finds-THE INDEPENDENT