くらし情報『留学生から見ても日本は長時間労働の国?世界の「労働時間」実態』

留学生から見ても日本は長時間労働の国?世界の「労働時間」実態

は、母国よりもアメリカのほうが長時間労働を一般的だと感じています。

クレメントにとって驚きだったのが、「アメリカの企業には労働時間制限がない」ということ。フランスでは、労働法典で時間外労働も含めて週48時間を超えてはいけないと決められているのです。「アメリカでは、週24時間だろうが70時間だろうが、問題なく働くことができるのです」

■ヨーロッパ:東は長時間が主流・西では質重視

年間の平均労働時間はロシア(1,985時間/年)、ポーランド(1,923時間/年)、ハンガリー(1,858時間/年)など東ヨーロッパの方が多め。一方、西ヨーロッパのイギリス(1,677時間/年)、ドイツ(1,371時間/年)、フランス(1,473時間/年)、スペイン(1,689時間/年)はOECD平均を下回っています。

ここでは、平均労働時間が短めのフランス、ドイツについて見てみましょう。

[フランス]:制限の範囲で長時間化も

フランスでは、労働法典で週35時間労働を基本と定められていますが、それほど尊重されていないのが実態。フランスで働くケイティ(アメリカ出身)によると「わたしの知るところでは、ほとんどの人が週35時間よりも多く働いています」

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