ショック!生き返った人の39%が「死後も意識はあった」と証言
サム博士は、彼の証言を支持します。通常は心停止後、脳は通常20~30秒以内にシャットダウンするといわれています。
ただ、たとえばこの男性の場合では、意識のレベルでは心停止中の3分間も、なお潜在意識があったのではないかといえそうです。
男性は、部屋で起きていたすべての事象を説明したそうです。なかでも研究者が重視したのは、機械から出る2回の信号音についても証言したこと。結果、総合的に見て、証言の信頼性が高いと判断されたというわけです。
■心停止中の記憶があった人は調査対象の39%も!
研究対象となった2,060人の心停止患者のうち、330人が生存。調査対象140人の、39%が心停止中に意識レベルでさまざまなことを感じていたことがわかりました。
多くの患者は具体的な詳細までは思い出せなかったとはいうものの、いくつかのテーマが浮上しました。
5人に1人が、時間の感覚が異なり、「遅くなった」「3分の1くらい高速化した」などと証言したのです。その間は、異常なほど平和な時間が流れていたそうです。
また一部の患者は、フラッシュや太陽光のようにとても明るい光をおぼえていると証言しました
他にも、恐怖や溺れているかのような境地にいたことを思い出した人もいます。