たった7分で人種差別がなくなる?瞑想の驚くべき効果が明らかに
日本にいると感じにくいかもしれませんが、人種差別は世界中でいまだに深刻。文化や歴史とのつながりもあるだけに解決が難しい問題ですが、いま、ある意外な方法が注目されています。
それは「瞑想」。仏教の「慈愛」についての瞑想が、人種差別の意識を低下させる効果があるのだそうです。最新の研究からわかった意外な事実をご紹介します。
■仏教の「慈愛」の精神が人種差別をなくす
たった7分間の瞑想で、人種差別がなくなることが最新の研究で判明しました。
専門家によると、仏教的な瞑想は思いやりの気持ちを高め、人種に対する差別や偏見の気持ちを鎮める作用があるのだとか。
イギリスのサセックス大学で行われた実験から、仏教の「慈愛」の精神が、自己や他者への肯定的な気持ちを高めることがわかったのです。
■瞑想はリラックスするためのものではない
実験は、71人の成人した白人の男女を対象に行われました。
参加者を2つのグループに分け、1人1人に自分と同性の黒人の写真を1枚ずつ配ります。1つのグループでは瞑想について説明する音声が流されました。
目をつむり、特定の人のことを考えて、心のなかで「あなたが幸せで健康でありますように」