簡単な算数でわかる!デキる人とデキない人の「思考回路」の違い
こんにちは。深沢真太郎です。
ビジネスパーソンを数と論理に強くする「ビジネス数学」を提唱する、教育コンサルタントです。
「逆から考えよう」
ビジネスなどでよく見かけるこのフレーズ。
あなたは本当の意味でこの言葉の意味を理解しているでしょうか。
■意外とできない人が多い「逆から考える」
たとえば簡単な算数で考えてみましょう。
今から3つの計算問題を出題します。最終的には「問3」の計算結果を答えください。
問1)◯+1=□
問2)□+2=△
問3)△×0=?
こんな出題をされたとき、まさかあなたは「問1と問2で◯や□や△を使って連立方程式を……」などと考えたりしませんよね。
問3の内容を見れば、すぐに正答は「0」であることに気づくはずです。
つまり、スタートから順序立てて考えなくとも、ゴールを最初に確認し、必要な作業だけすれば事は済むということです。
逆から考えた方が、しなくて済む思考や作業を省くことができる。何を当たり前のことをと思われたかもしれません。
しかし、この当たり前のことが実は多くのビジネスパーソンが仕事の場でできません。
たとえばプレゼンテーション資料を作成するという仕事。