60歳以降はどう過ごす?日本とアメリカ「老後の過ごし方」比較
日本だけでなく、高齢化が進んでいるのはアメリカも同様。
日本では、60歳を超えたらそろそろ引退モードに入りますよね。でも年金支給は65歳からですし、65歳まで働きたいと思っている人も少なくありません。
問題は体力ですが、体力や知力には個人差があるのも事実。しかし政府が65歳までの再雇用を義務づけたので、労働可能年齢は伸びています。
では、アメリカはどうなのでしょうか?日本とアメリカの老後を比較してみましょう。
■日本と大きく違うところは医療費の負担
アメリカは医療費の負担が多いため、老後に月40万円程度が必要と試算されています。
日本なら35万円でも贅沢な部類ですが、アメリカの月額40万円は質素な部類です。
相当なお金が必要なのですが、これはアメリカの場合、医療費負担が高いためです。
また、アメリカは固定資産税も高く、4,500万円程度の家を買ったら、月の固定資産税は4万円ほどになります。
月40万円の試算は、ローン終了後の家を持っているという条件ですが、それでもかなりの税負担があるのです。
■日本の医療費負担・税負担はかなり優遇
そう考えると、日本の医療費負担、税負担はかなり優遇されているといえるのかもしれません。