上院議員で2億円!アメリカ国会議員の手当が日本よりも高い理由
日本でもっとも給料が高い職業の年収をごぞんじですか?
『PRESIDENT』2015年12月号の特集「日本人の給料」によると、いちばん高給なのは内閣総理大臣で4,165万円。次がプロ野球選手で、3,743万円と書かれていました。
さらに国務大臣、事務次官、警視総監と続き、次が国会議員でなんと2,228万円もあるのだとか。
実は日本の国会議員の給与は、世界でもダントツに高いのです。
では、アメリカはどうなのでしょうか?今回、アメリカの国会議員の給与や手当が日本とどう違うのか、調べてみました。
■アメリカの国会議員は年収1,570万円
まず、国会議員の給料が高い順序は、日本、アメリカ、カナダ、ドイツ、イギリス、韓国と続きます。
アメリカの国会議員の給料は年間17,400ドルで、約1,570万円。高給取りには変わりありませんが、日本とは700万円ほどの差があります。
国会議員の給料を「歳費」と呼びますが、日本とアメリカをくらべた場合、報酬そのものは日本の方が多いです。しかし、議員ひとりあたりの立法経費はアメリカの方がはるかに高額です。
そして日本では、歳費や期末手当に各種手当や公設秘書給与などを合わせた額が、議員一人あたり7,000万円に近いと報道されています。