なぜ4月1日はダメ?4月2日が「学年で一番早い誕生日」な理由
■この法律は国会でも問題視された!
この“誕生日前日に年を取る”ことが2002年に国会で問題になったことがあります。「国民の大勢が、誕生日に年を取ると思っていて、誕生日前日に年を取るなんて知らないじゃないか」というもっともな質問がされたことがあります。
その時の政府(小泉政権)の答弁は「大丈夫、誕生日前日に年を取るのは、多くの国民の常識と一緒」という趣旨のものでした。
うっそ~!
「そんなにみんなに知られてはないよ。常識じゃないよ」と思いますが、誕生日に年を取ることにすると、色々制度を変えなければいけないので、こんな曖昧な答弁をされ、うやむやのまま終わっています。
以上が、4月1日でなく、4月2日から新学年になる理由でした。世の中には、まだまだ私の知らない数字に関する謎が隠されているとことでしょう。読者のみなさんと一つ一つ発掘できればと思っています。
(文/シール坊)