脳にインプットしておくだけで組織の熱意が高まる「7つの要素」
特に重要なのは、どんな「ことば」「動作」「表情」がインプットされるかということ。それによって、脳には大きな影響があるといいます。
プラスの「ことば」「動作」「表情」がインプットされると、自分の人生がプラスに変わり、相手の人生がプラスに変わり、チームの状態がプラスに変わることに。
■具体的なポイント
したがって、次のようにするといいそうです。
・プラスのことば(やれる、できる、ワクワクする)を使い、マイナスのことば(無理、できない、疲れた)を使わない。
・プラスの動作(握手、拍手、ガッツポーズ)を使い、マイナスの動作(無視、うなだれる)を使わない。
・プラスの表情(笑顔、元気)を使い、マイナスの表情(暗い、いらいら)を使わない。
子どもを見れば親がわかり、部下を見れば上司がわかり、社員を見れば社長がわかる。
つまり、目上の人のことば、動作、表情には影響力があるということ。
だからこそ、プロジェクトの成功のためには、たとえマイナスのことばを使いたくなっても、プラスのことばに置き換えて使うことが大切。著者は、そのように主張しています。
(文/印南敦史)
【参考】
※降籏達生(2015)『その仕事のやり方だと、予算と時間がいくらあっても足りませんよ。』クロスメディア・パブリッシング