間違うから逆さにしただけ?数字の9が6になった「ゆるい経緯」
後悔先に立たず、ですよね。
■いまも6が“9”な国がある!
そこで、世界の多くの地域で、9番目の方をもともとあった9とし、6番目の方の9をひっくり返して6にしたのです。
つまり、本当に6と9はひっくり返っただけなのです。“9が先にあって、6は後からできた数字”とはこういうことだったんですね。
なお、あえて「世界の多くの地域で」と書いたのは、実際にイランなど一部地域では、いまでも昔ながらの9が存在するから。あまりに似すぎているだけに、私たち日本人には見分けがつきませんが……。
(文/シール坊)