1億円近いケースも!実は高額な「自転車事故の賠償金」最新事情
でした。
このうち最も多かった危険行為が、「信号無視」で231件。次が「遮断機を無視した踏切への立入り」で195件。この2つだけで約78%を占めています。
少数ですが、ブレーキ不良も16件摘発されています。都道府県別では、東京(189件)、大阪(121件)、愛知(51件)がワースト3となっています。
とはいえ、違反行為を見つけた警察が、いきなり摘発することは恐らくありません。最初は指導、警告をします。
そうした指導を無視するなど、悪質な場合に危険行為として摘発するので、まずは自転車のルールを知り、安全運転を心がけましょう。
■無意識のうちにルールを破っていませんか?
自転車は身近な乗り物だけに、ついついNG行為をやってしまいがち。しかしそれが、重大な事故につながることも。以下に、ありがちなNG行為を紹介しましょう。
(1)おしゃべりしながら無意識のうちに並列運転 ⇒ NG
「並進可」の標識がない限り、自転車は横に並んで走行してはいけません。違反すると、2万円以下の罰金または科料
(2)イヤホン着用や携帯電話などの“ながら運転” ⇒ NG
イヤホンやヘッドホン着用の運転は周囲の音が聞こえにくく、注意力が散漫に。