老化スピードには個人差が!毎年「1歳年をとる人」はひと握り?
■体内環境が若い人は見た目年齢も若い
「外見が老けていく人は、体内環境でも老いるスピードが速いという相関関係がある」と、デューク大学の医学教授であるダニエル・ベルスキー氏は述べています。しかし、なぜこんなにも大きな個人差があるのでしょう。
一部の人々の老化スピードが他の人にくらべてなぜ速いのか、研究者たちの答えが出なかった時代もありました。しかしベルスキー氏によると、新たに別の研究結果が発表されているそうです。
■老化は遺伝・ストレス・食習慣が要因
「人々が老化の研究で考える要因は3つあげられます。ひとつ目は純粋な遺伝です。ふたつ目は若年期における慢性的なストレスや精神的外傷です。そしてみっつ目は、食生活や運動などのライフスタイルの影響です」と、ベルスキー氏は説明します。
現在これらの要因を考慮することで、老化を遅らせる方法が研究されています。
治療法として確立されるには長い時間がかかりそうですが、個人で気をつけることはできそうです。若さと健康を保つために、老化の要因に注意してみましょう。
(文/和州太郎)
【参考】
※Not Everyone Ages At The Same Rate, And the Difference Can Be Dramatic, Study Finds-TECHTIMES