くらし情報『「柄杓」=「えしゃく」って読んでない?知っておきたい《漢字の読み方》4選』

「柄杓」=「えしゃく」って読んでない?知っておきたい《漢字の読み方》4選

「柄杓」=「えしゃく」って読んでない?知っておきたい《漢字の読み方》4選


知っておきたい漢字の読み方を4つご紹介します。「柄杓」という漢字は、なんと読むかわかりますか?「えしゃく」ではありませんよ。「杓子」「拙い」「稚拙」いくつ読めるか挑戦してみてください。

柄杓=ひしゃく「柄杓」は「ひしゃく」と読みます。水や汁物をすくう道具のことで、筒型の容器に長い柄をつけたもの。現在は木製・竹製・金属製などがありますが、古来はひょうたんなどの実をくり抜いて作っていて、「瓢(ひさご)」が「ひさく」になり、「ひしゃく」と呼ばれるようになりました。漢字は当て字と言われていて、漢字一文字で「斗」と表記することもあります。杓子=しゃくし「杓子」は「しゃくし」と読みます。
ご飯をすくう「しゃもじ」のことで、炊飯器やおひつなどから食器に取り分けるときに使う道具。「飯杓子(めしじゃくし)」という別名もあります。「しゃもじ」は、室町時代の初期に宮中に仕えていた女官たちが使用していた、「女房言葉」が由来と言われています。本来は汁をよそう「汁杓子」も含めた言葉でしたが、ご飯をよそうものを「飯杓子」と呼んだことから、汁用は「玉杓子・お玉」、米用は「しゃもじ」と区別するようになりました。拙い=つたない「拙い」

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