新刊『恩寵の力―必然性に導かれた人生の答え』が蓮華舎より10月20日に発売
前半は、著者の数奇な半生を綴る自伝と術語解説、後半は、著者の愛の溢れる講話と問答のエッセンスを掲載。内容をさらに深めた続編『母の力―すべての創造の根源からの教え』(仮題)の刊行も予定しています。
本書の内容を一部ご紹介いたします。
「この世界の美しさというのは、やはり多様性なのです。人間も一人として同じではないし、空も一日として同じ日はありません。これがマーヤの世界の美です。
真理というのは変動しないものです。絶対変わらないものですが、このマーヤの世界は常に変わります。
そして、その変わるものの中に美を見ていくことができます。
しかし、変化していくためには、必ず前にあったものが死ななければなりません。次にいくためには手放さなければならないのです。
今まではエゴで生きてきたけれど、次の段階に進むためには、今までの自分を手放さなければなりません。しかし、エゴは自分にとってすごく馴染みのあるものですから、それを手放さなければならないとき、それは死の恐怖になります。それは、必然的なものだと思います。経験するべくして経験するもの。それがなければ次がないのです。」
【恩寵の力 第二部 講話と問答「自己を探求する」