電力取引DXのデジタルグリッド、脱炭素経営企業向け新サービス 新設「再エネ価値取引市場」に対応、「FIT非化石証書」の代理購入事業を開始
新設の制度改正がなされました。
デジタルグリッドは、これまでも小売電気事業者としてこの市場に参加しており、11月からは仲介事業者としても参加します。
※「再エネ価値取引市場」の詳細(資源エネルギー庁資料)
https://www.jimga.or.jp/files/news/jimga/210714_saiene-market.pdf
2. 本件サービスの概要と申込み等の現状
年4回開催されるFIT非化石価値の取引に、デジタルグリッドが企業等の電力需要家の代わりに入札をすることで、脱炭素経営に向けてFIT非化石価値へのニーズがありながら取引ノウハウのない需要家向けに、手軽にFIT非化石証書を購入できるサービスを提供します。
11月の入札についてはデジタルグリッドでは既に4社から申込みをいただいています。デジタルグリッドでは来年2月の入札向けの申込みの受付を開始しました。
3. 本件サービス開始への思い
企業等の脱炭素への取り組みが進む中で、再生可能エネルギー由来の環境価値のニーズが年々高まっています。デジタルグリッドは、平成31年度(2019年度)からの環境省実証事業を通じて、J-クレジットをはじめとした様々な環境価値創出や取引の活性化に向けた仕組みづくりを続けていますが、増大するニーズに応えられる量を創出するのはまだ難しい状況です。