写真の芸術性を再認識できる写真展「フィルム時代のマスター達」銀座・ヒコヒコギャラリーにて6月6日より開催
<ロベール・ドアノー>
ロベール・ドアノー(Robert Doisneau、1912年~1994年)はパリを拠点に活動したストリートフォトグラファーで、パリ市民の日常をユーモアと愛情をもって写真に捉えました。彼の写真には、人間の温かさや喜び、日常の美しさがあり、今も多くの人々に愛され続けています。
今回は代表作である「パリ市庁舎前のキス」を含めたオリジナルプリントを15点展示します。
◇受賞歴
コダック賞(1947年)、ニエプス賞(1956年)など。
1984年にレジオン・ドヌール勲章とChevalierの称号を授与。
<ファン・ホー>
ファン・ホー(Fan Ho、1931年~2016年)は、20世紀アジア写真界の巨匠で、香港を舞台に活動しました。独特の光と影のコントラストや美しい構図で知られる彼の芸術的な写真の数々は、世界から高い評価を受けています。
彼の初期の作品である「Approaching Shadow」は、1956年~1967年の間で50以上の賞を獲得し、大きな反響を呼びました。
今回は「Approaching Shadow」を含めたオリジナルプリントを11点、加えてエディションプリントを27点展示します。