この夏“科博の昆虫展”はマニアック!待望の特別展「昆虫」がパワーアップし開催決定!国立科学博物館 特別展「昆虫 MANIAC」会期:2024年7月13日(土)~10月14日(月・祝)
その中には、おなじみの昆虫には当てはまらない形態や生態をもったものたちも数多く存在します。そんな例外的に見える昆虫も、昆虫全体の圧倒的な多様性からすれば、ひとつの個性に過ぎないのかもしれません。この展示を通して、おなじみの昆虫の知られざる一面や、見たこともない不思議な昆虫にふれ、ひとまとめには説明できない多様性の面白さを体感いただくことで、ご来場の皆様とまだ見ぬムシたちをつなぐきっかけになれたらと願っています。ようこそ!マニアックな昆虫の世界へ!
国立科学博物館 動物研究部 陸生無脊椎動物研究グループ 井手竜也
コノハギスの一種
葉に擬態したキリギリス。大人の手のひらより大きい巨大なものも。お茶目な顔をして鋭い大あごをもつ。
c 国立科学博物館
オジロアシナガゾウムシ
パンダカラーのゾウのようなムシ。別名パンダムシ。虫こぶをつくる。
c 国立科学博物館
エゾオナガバチ
産卵管を木に刺し、中にいるキバチの幼虫に卵を産み付ける。産卵時には変形し、防御力はほぼゼロになる。
c 国立科学博物館
オオナガトゲグモ
腹部の突起が異常な長さで、見た目のインパクトが凄い。日本には生息していないので普段見ることはできない!
画像:谷川明男氏提供
オオセンチコガネ
大きな動物のフンを食べる、幼虫は地中深くにすみ、脚に発音器をもっているが、発音することはない。