叶 匠壽庵が滋賀 寿長生の郷にて「梅狩り」を6月15日(土)~7月7日(日)に実施 ~今年もたわわに実った梅の収穫を愉しんで~
寿長生の郷では、1985年の開苑以来敷地内の農地でお菓子の原料である梅や柚子を育てており、中でも梅の木は観賞用や交配用も含め現在9品種約700本を植えております。最も本数が多い城州白は、毎年春に真っ白な花弁をつけ、その後6月になると大きく育った実の収穫時期を迎えます。収穫された実は自社梅蔵でお菓子に使う梅酒へと加工され、人気銘菓である「標野」などの原料となります。
[寿長生の郷の敷地面積] 6万3,000坪(208,264.46m2)
[梅林面積] 4,144.25坪(13,700m2)
[うち城州白の敷地面積] 4,053.50坪(13,400m2)
特徴:城州白(※品種名)はほとんどが京都府南部に位置する城陽市の青谷地域でのみ栽培される希少性の高い品種で、大粒で果肉が厚く、桃のような芳醇な香りを漂わせます。創業者の芝田清次が菓子に合う素材としての梅を探し求め、多数の品種の中からたどりついたものが城州白でした。
梅のゼリー「標野」
■城州白の生育状況
本年は暖冬のため、めしべの発育が悪い不完全花が出たことや、早期開花後の寒波により里山に生息するミツバチの活動が鈍ったことで受粉への影響が懸念されていました。