叶 匠壽庵が滋賀 寿長生の郷にて「梅狩り」を6月15日(土)~7月7日(日)に実施 ~今年もたわわに実った梅の収穫を愉しんで~
そのため実の不作も危惧されましたが、幸いにも城州白は受粉に成功し、例年より実の数はやや少ないものの順調に生長を遂げています。最も実が育つ6月下旬から7月頭にかけて2Lサイズ(直径4cm未満/約30g)、大きいものだと3Lサイズ(直径4~4.5cmまで/約40g)となる予想です。また、本年の総収穫量は10~11トン(昨年最終11トン)を見込んでおります。
毎年10t以上の実が生る梅林
■「自然共生サイト」認定および「しが生物多様性取組認証3つ星」更新
大津市大石龍門の里山に開いた寿長生の郷は、実際にあった集落とその周辺環境を活用して運営しております。里山とは、集落を維持する二次林や農地、ため池、草原など人の手を加えて形成される自然環境を指し、同苑にもかつて資源として活用されていたであろう樹木や池を見ることができます。これまで寿長生の郷ではアサザ・イチモンジタナゴのような滋賀県レッドデータブック2020年版に掲載されている動植物や、ニホンミツバチといった日本の固有種など、里山の多様性と健全な生態系を守り、自然資源を持続的に活用するための環境保全にも力を入れてきました。その活動が認められ、「生物多様性の保全が図られている区域」