くらし情報『六甲高山植物園 牧野富太郎が和名をつけた神戸ゆかりの「アリマウマノスズクサ」が開花!/六甲高山植物園 アジサイに寄生する植物キヨスミウツボが開花!』

六甲高山植物園 牧野富太郎が和名をつけた神戸ゆかりの「アリマウマノスズクサ」が開花!/六甲高山植物園 アジサイに寄生する植物キヨスミウツボが開花!

です。
昭和11年(1936年)6月21日、兵庫県有馬郡(現在の神戸市北区)で行われた採集会で牧野博士は、参加者の一人が「オオバウマノスズクサ」だと思って採集していた植物に注目し、すぐさま新種であると判断します。場所は神戸電鉄の五社駅でした。その場で地元の名を冠して「アリマウマノスズクサ」と名付けると、参加者一同はにわかに活気づき万歳三唱した、というエピソードが残っています。(「兵庫県博物学会」会誌12号より)
◆牧野富太郎(1862-1957)
高知県出身の植物学者。独学で植物の知識を身につけ、植物分類学の研究に没頭。生涯で約1,500種の植物を命名し、「日本の植物分類学の父」と称されます。2023年の朝ドラ「らんまん」の主人公のモデルです。


六甲高山植物園 アジサイに寄生する植物
キヨスミウツボが開花!

六甲高山植物園ではコアジサイの見ごろと同時にアジサイに寄生する植物「キヨスミウツボ」が開花しました。キヨスミウツボは、山地の木陰に生育する寄生植物で、当園で栽培しているアジサイの根に寄生しています。梅雨の一時期にしか見られないため、希少な植物として来園者の注目を集めています。
六甲高山植物園 牧野富太郎が和名をつけた神戸ゆかりの「アリマウマノスズクサ」が開花!/六甲高山植物園 アジサイに寄生する植物キヨスミウツボが開花!

◆キヨスミウツボ(ハマウツボ科)

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