徳島県那賀町にて休校中の小学校でクルマエビ陸上養殖実証実験を開始 過疎化地域復興の一手として海無しエリアでの難題に挑戦
しかし、廃校を利用するには土地の制約や過疎地の物流環境などの不利な条件が多く存在します。それにも関わらず、当社は社会課題に真摯に向き合い、過疎地での新たなビジネスモデルとして「戦略的廃校利活用陸上養殖」パッケージの実現を目指しています。
徳島県那賀町は人口7,439人、高齢化率46.6%という過疎化が進む町であり、さらに海にも面していないため、海水魚の養殖には非常に不利な地域です。しかし、この厳しい環境でこそ、クルマエビ陸上養殖の成功が他の同様の地域にも波及すると考えています。
■今後の展開
那賀町におけるクルマエビ陸上養殖の実証実験は、次年度以降の商業ベースでの養殖に向けた重要なステップです。那賀町内でも特にゴーストタウン化が懸念される平谷エリアでの実証実験の成功は、この地域だけでなく、全国の過疎地におけるロールモデルとなる可能性を秘めています。今回の取り組みが多くの関係者にとって希望となり、全国的な課題解決への道を切り開くことを期待しています。■株式会社Seaside Consulting(R)について
当社は、耕作放棄地のエビ陸上養殖を国内で初めて実現した企業として、社会課題解決型事業を展開しています。