日本自然保護協会とネイチャーポジティブ実現を目的とした協定を締結
2.今後の展開
本協定では、企業の事業活動による自然環境への影響について日本全国で科学的な調査・分析等も行っているNACS-Jの専門的な情報や知見を共有します。当社グループは、共有された情報をお客さまとの対話や商品・サービスの提供に活かし、生物多様性の毀損リスクや自然災害リスクの軽減等に役立てることで、当社グループの提供価値を高めるとともに、地球環境との共生やネイチャーポジティブ経済への移行※に貢献していきます。
当社グループでは、生物多様性を守りながら自然災害による被害を緩和するなど、自然の力を活かして社会課題を解決する考え方を「グリーンレジリエンス」と呼んでいます。NACS-Jとの連携により、グリーンレジリエンスの取組みをさらに推進していきます。
※政府が2024年3月末に公表した「ネイチャーポジティブ経済移行戦略」において示した、企業や金融機関等の行動を変え、自然を保全する経済に移行するビジョンと道筋のこと。ネイチャーポジティブとは「2030年までに自然の損失を止めて回復に転じる」世界目標であり、主要7カ国(G7)サミットや国連で合意されている。<日本自然保護協会について>
・1951年の設立から75年間、日本の自然保護、生物多様性保全に取組み、こうした活動が評価され公益財団法人として国に認証された団体。