サプライチェーン上のGHG排出量算定を産業界全体で効率化する「一次データ流通基盤」共同実証実験を開始 ~日用品メーカー、資材メーカー、IT企業等が参画~
サプライチェーン連携の効率化
データ授受をデータスペースプラットフォームを介して行うことで、データ提供社が個別対応せずとも受信社が必要な情報を受け取ることができるか否かを確認し、業務効率の状況を検証する。
(2) データ秘匿性の確保
従来の中央集権的なデータベースとは異なり、流通基盤管理者へのデータ提供の必要はなく、提供者と指定された開示先にのみ保存される「分散型」の仕組みを採用することで、高い秘匿性を確保しています。実際にデータ流通させて、安全なデータ流通の実用性を検証します。
2. スケジュール
本実証実験は、2024年12月完了を目指し、以下のスケジュールで進めております。
●2024年7月~9月:実務者協議の開催
関係者が集まり、システムに必要な要件やデータ流通の課題等を協議します。
●2024年10月予定:実証実験開始
一次データをプラットフォーム上で流通させる実証実験を開始します。
●2024年12月予定:実証実験終了
実証実験が終了し、データ流通の効果や課題を評価し、次のステップに向けた取り組み案について検討します。
●2025年以降:実証成果の公表および社会実装に向けた検討
実証実験の成果を公表し、サプライチェーン全体でのデータ流通プラットフォームの社会実装に向けて準備を進めます。