美術作家・渡辺おさむ主演。20年お蔵入りの幻の映画『未亡人』ついに公開!―11月8日から下北沢トリウッドにて限定上映
国内では、清須市はるひ美術館「渡辺おさむ お菓子の美術館」(愛知県)、防府市地域交流センター アスピラート「渡辺おさむ展 Sweets Wonderland-お菓子の遊園地-」(山口県)などで開館以来動員人数過去最高記録を更新してきました。
■渡辺おさむ氏コメント
私が20年前!?に主演した映画「未亡人」が長らくのお蔵入りを経て公開される事になりました。
20年前、新卒で就職した会社も1年で辞め、アーティストを夢見て作品を制作している私に寿監督から突然スカウトされ、軽い気持ちで引き受けたものの、初めての演技でいきなり主役で、半年にわたる撮影と大変だった記憶があります。(かなり昔なので記憶が曖昧ですが)
20年の時を経て蘇る映画の中には、失われた東京の景色が随所に見られ、出演者の子供は成人して大学を卒業し、皆歳をとり、映画の中だけが玉手箱のように青春が溢れています。眩しい!
皆、立派な職業につき、成長しているというのに、私だけ20年前と変わらず同じ作品をつくり続けているなんてどういう事!?浦島太郎状態です。
前衛的なカットや昔の映像技術が20年の時を経て、逆に斬新で新鮮に感じます。
何より20年前の何の苦労も知らない無垢な眼で、初めての演技をする自分が瑞々しいっ!
若いって素晴らしいですね。