速報!「第28回岡本太郎現代芸術賞」受賞者が決定!入賞者・入選者の作品を集めた展覧会を川崎市岡本太郎美術館で2月23日~4月13日に実施
公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団 岡本太郎記念館(所在地:東京都港区南青山6-1-19、館長:平野 暁臣)は、岡本太郎の遺志を継ぎ、次代のアーティストを顕彰する岡本太郎現代芸術賞(通称TARO賞)にて、太郎賞1名、敏子賞1名、特別賞1名が決定し、2025年2月22日(土)に受賞者発表と授賞式をとりおこないました。
今年で28回をむかえる本賞には579点の応募があり、24名が入選いたしました。
また、入賞者・入選者の作品を集めた「第28回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)」展を2月23日(日)から4月13日(日)まで、川崎市岡本太郎美術館にて開催いたします。
次代のアーティストの意欲的な作品をぜひご覧ください。
岡本太郎賞(賞金200万円):仲村 浩一(なかむら ひろかず)『房総半島勝景奇覧/千葉海岸線砂旅行』

仲村 浩一『房総半島勝景奇覧/千葉海岸線砂旅行』
【審査評】
本作の勝因は、「千葉県」という「月並」と言えばあまりに月並な主題を、作者が生まれ育った故郷であったということだけに発し、4年を費やして同県の海岸線をぐるりと10歩ごとに分けて足元の砂を採取して踏破し、それをもとに「尋常でない」