2019年1月30日 20:15
切ない結末に涙…冬だけで終わった「儚い恋」の思い出3選
/28歳
受験シーズンで地方から
「私には同じ歳の男の子のいとこがいます。私が大学一年生のとき、向こうは浪人していて、受験シーズンに合わせて私の実家に泊まりにくることになりました。
数年ぶりの再会。だいぶ背が高くなり、カッコよくなっていました。そして一週間ほどの試験期間が終わり、最後の日に、私が東京を案内したんです。
それがすごく楽しくて……。まるでデートみたいでした。彼は、“合格したら東京来るから”と言い残し、再会を約束してサヨナラしました。
しかし、結果は全落ち。結局、進学は諦めて、地元で就職先を見付けたようです」レイナ(仮名)/27歳
コタツの下で手を繋ぎ
「一時期、気になっている男性がいて、よく連絡を取っていました。ある冬の日、鍋をしようということになりました。彼の家に、共通の友人男女四人で集まって、鍋を囲みました。コタツで温まりながら、談笑して、楽しい時間を過ごしました。ときどき、コタツのなかで彼と足と足とが触れる感覚なんかがあり、ドキッとしながら……。
お腹いっぱいになり、私がその場で後ろに倒れたんですね。コタツに足を突っ込みながら、仰向け状態に。
そのとき隙間から、コタツのなかの様子がチラッと目に入ったんです。