不倫中の男性でも、ある日いきなり「こんな虚しいことをしていてはダメだ」と目が覚めることがあるようです。そこで、複雑怪奇な人間模様分析を得意とする並木まきが、不倫男たちが自分がしていることの虚しさに気づいたLINEをご紹介します。
文・並木まき
1:寂しがる不倫相手のLINEで…
「恥ずかしながら10年の結婚生活の間、ほとんどの期間で不倫をしていました。だけど、最後の不倫相手がひどく寂しがりやな子で、いつもメンタルが不安定になっては、僕に『さみしい』『ツライ』とLINEを連投してきていました。その返答を考えているうちにハッと目が覚めたんです。
昔の僕は、“法律なんて人が決めたもので、誰かを好きになる本能は止められない”なんて思っていたけれど、浅はかだったな……と。よく、不倫は誰も幸せにならないって聞くじゃないですか。
不倫をすることで、みんなが傷つくし、誰も幸せじゃないんだって、不倫相手の寂しさを訴えるLINEが教えてくれました」(39歳男性/IT)
本来、恋愛は寂しさよりも充実感にあふれているはず。
しかし不倫となると、そうはいきませんよね。寂しがる女性の姿から、自分がしていることの愚かさに気づいた男性もいるようです。